計画と結果
一昨年10月の段階で、中高国語科の免許取得に必要だった科目、そしてそれらの履修計画を微調整しながら最終的にどうなったか、今一度おさらいしてみると以下のようになる。
教科に関する科目(数字=単位数)
国語学概論④
国文学概論④
国文学史Ⅰまたは国文学史Ⅱ④
漢文学Ⅰ④または漢文学Ⅱ②
国語音声学④
文章表現法④または文章表現演習②
かな書法②または漢字書法②
教職に関する科目
国語科教育法Ⅰ②
国語科教育法Ⅱ②
国語科教育法Ⅲ②
国語科教育法Ⅳ②
このうち、入学直後の第4回カモシューで取った国語学概論、冬期スクーリング併用で取った国文学史Ⅰを除いて、昨年4月の段階で考えた計画はこうだった。
国文学概論 昼間スクーリング
国語音声学 夏期スクーリング(夏スク)併用
文章表現法 夏スク併用
かな書法 春期スクーリング(春スク)
漢文学Ⅰ 春スク、夏スク積み重ね
国語科教育法Ⅰ 第1回カモシュー
国語科教育法Ⅱ 春スク
国語科教育法Ⅲ 夏スク
国語科教育法Ⅳ 第2回~4回カモシュー
そして最終的な修得方法はこうなった↓
国語学概論 2013第4回カモシュー
国文学史Ⅰ 2013冬期スクーリング併用
国文学概論 2014昼間スクーリング
★国語音声学 2014第2回カモシュー
文章表現法 2014夏スク併用
かな書法 2014春スク
漢文学Ⅰ 2014春スク、夏スク積み重ね
国語科教育法Ⅰ 2014第1回カモシュー
国語科教育法Ⅱ 春スク
国語科教育法Ⅲ 夏スク
国語科教育法Ⅳ 2014第3回カモシュー
上記のなかで★を付けたところが、春先に考えた計画を変更した、というより変更せざるを得なかった科目である。別の記事にも書いたが、夏スク第1期で漢文学Ⅰと国語音声学が重なってしまったための計画変更である。
これは、とりわけこれから大学に入学して履修計画を立てようとしている方にぜひ知っておいていただきたいことだが、このようなケースはありがちなことである。4年かけて取っていく計画であればそんなに慌てることもなかろうが、今回の私のように年度中に取りきらなければならない場合は、予備の案を準備しておくことも時として有効になる。
近年の国語音声学はスクーリングの場合夏にしか開講されていない。国文学専攻の科目で言えば文章表現法もしかり。このような情報を、事前に年間予定表などを確認して知っておいた上で、万全の履修計画を立てるのも、より効率的に学習を進めるコツではないかと思う。