2015年度の初スクーリング
初めての中学校勤務が始まり半月が過ぎたが、まだまだ慣れたとは言い難い。研修も毎月必ず行われるし、何より中学生を相手に授業するというのが、けっこう難しい。
そんな中、さる4月25日に受講申し込みを行った科目としては初となる、土曜スクーリングを受けてきた。教材は源氏物語「葵」の巻。今夏までとなるであろう大学生活を締めくくるためにいろいろ考えたが、今の私にとって最もするべきことは、国語科の教員として必要な「専門性」である。これが、私が下した判断であった。
私が本来希望している高等学校教員になるためには、この「専門性」というのが案外 重要なのではないか。
8月に行われる期限付任用教員の特例選考では、なぜ中学校ではなく高校志望なのか、これをきちんとした形で主張できることが必須になると思う。かなりの難関とも言われる高校採用。いい加減な話に終始してしまえば、高校どころか今の中学校さえもいられなくなるリスクを伴う。
だがしかし、長くてもあと20年ほどしか続けられないであろう教員生活において、結局そこまでの寿命なら、本来希望しているところに少しでも近い場所に働き口を求めるのもいいのではないか?これが私が出した結論である。