カモシューとスクーリングその⑥国語音声学
久しぶりに日大通信の話。今回は、今年度からリポート課題が変更された科目が結構な数あり、国語音声学もその一つ。年度当初、ここまで課題が変わるということは、毎年、回ごとに同じ問題が出されてきたカモシューも、問題に変更があるかもしれないと私は予想した。
結果、予想が的中し、昨年度以前の問題をあてにして勉強を進めた人の中には苦戦を強いられた人も多いのではないだろうか。
この科目の出題の仕方については、あくまで私個人の見方ではあるが良い悪いを一概に言えない部分を感じる。もしもこれが持ち込み、参照物の閲覧可のテストならば、これほど楽で学習価値のないものはなくなるだろう。
しかし、持ち込み不可の一発勝負ならば、相応の学術性は認めていいのではないかと思う。出題項目がほぼわかっているとはいえ、あの量を覚えきるのにはそれなりの時間と労力がかかる。基本的に記述式なので、自分の考えた文章でまとめることも必要となる。
知識だけあっても、どういうことなのか説明し、客観的に納得させられるような表現力が求められているからだ。
スクーリングを受講した人の評判はまちまちだが、得てしてまとめることが苦手な人ほど、スクーリングがキツイというコメントを残しているようにも感じる。
課題、試験が大幅に変わって2年目となる今春。試験で修得を考える方は、もし余裕があるなら、自分が受験する回の直前の回の問題を確認して、同じ問題の繰り返しという傾向が変わっていないかをチェックしてから、行けるか否かを判断するのも方法かもしれない。