日大通信雑記

教員免許の取得のため、日本大学通信教育部(日大通信)の門を初めて叩いたのは2009年の春だった。それから4年ほど経った2013年の10月から、私は再び日大通信に学んだ。

本ブログでは、主に2013年からの学習の記録、思ったこと、感じたことを綴ります。けっこう自分勝手なことも書きますが、何とぞご容赦くださいませ。

教員の仕事は楽しいか?!

教師の仕事は楽しいか、楽しくないか。

各方面から聞かれることだが、これについては様々な価値観がある。したがって、私個人の考えに基づいて書いてみる。

結論から言うと、何の仕事かに限らず、仕事に楽しさを求めるべきではないと私は思っている。

仕事とは、お金を稼ぐためにやるもの。そこには当然責任が生じる。そして、いわゆる「嫌な仕事」というものもそこには必ずある。では、その嫌な仕事と、「嫌ではない仕事≒楽しい仕事」にはどういう差があるのか。それはあくまでも個人差であり、仕事そのものに差はない。これが、私が考える仕事である。つまり、楽しいか楽しくないかで仕事の選別をしていったら、楽しくない仕事ばかりが目立つようになる。そしてそれらは、自分にとって苦痛の塊となってしまうことは自明である。

だから、私は仕事に楽しさは求めないことにしている。全てが楽しいなどという純粋な感情は持ち合わせていないので、強いて言えば、全て楽しくない仕事だと考えるようにしている。ネガティブな考えに聞こえるかもしれないが、すべての仕事をフラットにし、できるだけ感情的にならないようにすることで、仕事をしやすくするという、私なりの工夫である。

そして、冒頭の表題に戻るが、教師の仕事は楽しいかどうか。仕事である以上、私にとって楽しさは無縁であり、それに代わるものは達成感である。

達成感。これこそが、職業人が求めるべきモチベーションの行く先ではなかろうか。

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