日大通信の校舎が移転してから約半年。私が日大を選んだのは、英語科の教員免許を取得できて、さらに電車一本で行ける便利さが気に入ったからだった。実際、それ以上の理由は何もなく入学した大学だったが、思えばそれがもう6年も前のことだと思うと、時間が経つのは本当に早い。 あの水道橋の旧通信教育部校舎が、同じ... 続きをみる
2015年3月のブログ記事
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新年度の報告課題が届き、課題がこれまでと変わった科目について書いた。 私はこれまで、参考として自分のリポートを貸すということに対してはかなりオープンな姿勢を取ってきたが、そういう協力ができる科目が随分と減ってしまったのは残念ではある。 ただ、中には他人のリポートを借りる意味を勘違いしている人もいる... 続きをみる
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日大通信の卒業率についてはすでに触れたが、では相対的に見て、日大通信で単位修得するのは厳しいのか?という点について考えてみよう。まず、以下をご覧いただきたい。 ●科目修得試験受験資格 日本大学 所定の冊数のリポートを指定期日までに提出し、受付完了していること。 聖徳大学 所定の冊数のリポートを提出... 続きをみる
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日大通信に限らず大学の通信制課程には、教員免許取得のために、大学既卒の学生が多く在籍している。私もその一人であるが、実際、免許を取ることはそれほど難しい訳ではない。ただ問題は、教壇に立って教師として仕事ができるか否かは別、ということである。 私自身、一昨年夏の試験では二次試験にコマを進めたものの、... 続きをみる
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気まぐれ雑記~試験よりスクーリングが受かりやすい、は絶対か?
無料の(というか授業料に込みの)科目修得試験がありながら、わざわざ10000円かけてスクーリングを受講する理由とはなんだろうか? 先生の生の講義を受けられる。それによるメリットは数知れず多い。その事柄について深く知るために、独学だと場合によっては何冊も本を読んだり、時間をかけて調べたりしなければ成... 続きをみる
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気まぐれ雑記~通信を卒業するのに必要なのは学力か、精神力か?
日大通信教育部では、卒業者数は部報などでその都度発表しているが、それが卒業年次の学生の中の何%なのかという点は非公開になっている。しかし、ある卒業生が在籍者や年次卒業者等から割り出したところによると、ここ4、5年の推定卒業率は約12%ほどという。 もちろん学部間でも学科間でも差異はあるだろう。しか... 続きをみる
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2月14日、昼間スクーリングの成績発表があり、最後の科目である国文学概論をAで終えた。 予定どおり1年半で必要な単位を取り終えたことに胸を撫で下ろしたが、国文学専攻では、ついに1つもS評価を得ることができなかったのが悔しい。
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昼間スクーリングの国文学概論では、年明けの2回を使ってグループ発表が行われた。 それに先立ち、先生が決めたグループが決まった。基本的に4人平均で、若い人の集まりだったり、比較的年配の方ばかりのグループだったり、なんだか基準がよく分からない(笑)そんな中、私が入ったグループは比較的年齢層がバラけてい... 続きをみる
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やはり練習不足は響いた。正直言って一次に受かると思わなかったので、かなり急ごしらえだった… 今年度は募集人員が前年度比約400人増だったことが幸いしてか、期限付き任用に滑り込んだ。だがしかし、あくまで期限付き=補欠合格。3月下旬以降が山場だろう。
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とにかく厳しいといわくつきの先生だが、試験は参照物持ち込みOK。記事にも書いたとおり初日、2日目と課される課題があまりできなくても、最終日逆転が可能かも。というか、きっと私はそのパターンでの滑り込みCだったと思う。 めったに誉めない先生だが、ある意味、この先生に評価された実力が自分の本当の実力かも... 続きをみる
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焦る気持ちが高まる中、勝負の3日目を迎えた。筆記試験の前に、文章表現の最終テスト。「外国人に日本を紹介する」というテーマだった。 私は、「日本人の国民性」というテーマを設定した。日本のような小さな島国に、なぜ東京のような世界的な大都市が生まれたのか。それは日本人の国民性にあるのだ…こんなことを書き... 続きをみる
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私の中では最も苦しんだ授業。毎年、受講者のうち2割とも3割とも言われる不合格者が出るという。 受けてみるとなるほど、かなりハードな課題を課される。原稿用紙は必携、その名のとおりつねに文章を書いていた印象。 制限時間内に決められたテーマで文章を書いていくのだが、3日間のスクーリングの中で1日目、2日... 続きをみる
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音声学、国文学概論、国文学史Ⅰあたりが、国文学専攻でなかなか受からない主なリポートと言われているようだが、文章表現法もその一つだそう。 上記いずれも2冊のリポートを書くことが必要ということも影響しているのかもしれない。負担が増えれば内容の充実度にも影響が出やすい気がする。 国文学概論のリポート(私... 続きをみる
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漢文学Ⅰ A木先生 とても親切丁寧な授業。三国志の様々な場面を訓読したり、自分で漢和辞典を引きながら解釈してみるなど、初心者から上級者までコース別に印刷された教材を使っていくのでどのレベルの方でも受けやすく、自然と向上心も沸いてくる感じ。最後には当該場面のビデオ映像を観賞し、理解を深めます。個人的... 続きをみる
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暑い夏の幕開けは、漢文学Ⅰの残り半分。テーマは三国志で、まさに中国文学の王道を行く授業。 春スクの漢文学Ⅰと比較するのは失礼な気もするが、個人的にはこちらのほうが歯応えのある授業で面白かった。 書き下し文を作る、訳を作るなど、国語の教師として必要な最低限の知識の再確認的なこともできて、夏スクとして... 続きをみる
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私にとって一番気合いが入ったのはこの回の試験だった。受験科目は国語音声学。というのは、音声学を試験で受けたのには伏線がある。 履修計画の項をご覧いただくとおわかりのように、当初はこの科目を夏のスクーリング併用で取る計画だった。しかし、夏スク第1期に設定された「漢文学Ⅰ」の裏科目になってしまったので... 続きをみる
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この科目のリポート、なかなか受からないというのが国文の学生の間では通説である。確かに私も、分冊1は一度不合格をもらった。しかし、なかなか受からないというのはむしろ分冊2のようである。各分冊の課題は、概ね以下のとおり。 分冊1 撥音、促音についての説明 分冊2 母音の無声化またはガ行鼻濁音についての... 続きをみる
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漢文学Ⅰ M山先生 他にはなかなかいない先生(笑)昼休みはたっぷり二時間を取り、学生を連れて馴染みの中華料理店へ。午後の授業があるにも関わらず生ビールを飲んでほろ酔いになるという破天荒ぶりも。 古き良き時代の先生とも言うべきで、とにかく学生を可愛がる人情味ある先生。学生時代を思い出して楽しかった。... 続きをみる
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漢文学Ⅱのカモシューで散々な結果に終わり、この試験で合格点をとるのは大変だ、 という判断をした私は、この年幸いにも春と夏にスクーリングが開講される漢文学Ⅰをスク積み重ねで単位完成させることにした。英文時代を入れても、積み重ねを選択したのはこれが初めてのことである。同じ事を考えていた人は他にも何人か... 続きをみる
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きまぐれ雑記~他のレポート(リポート)を参考にすることについて
これに対しては、人によって賛か否かの両極端に分かれる。さらにいうと、大学によっても見解が分かれる。もちろん丸写しまでやったら、どこの大学だって100%不合格である。実際、年間で何例か起きているという話も聞く。 例えば慶應義塾大学の通信では、他人のレポートを参考にすること自体を禁止にしているという。... 続きをみる
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かな書法 Y本先生 一言で言うと、品のあるきれいな先生(笑)親切で面倒見が良く、書道の初心者でも丁寧に教えていただける。楽しんでやってほしいというのがモットーの方。たまにはこんな3日間があってもいいと思う。
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漢字書法、かな書法はスクーリング1回で単位完成する科目。国語科の教員としては、一度くらい書道の授業をとっておくべきではないかと申し込んだこの授業。 授業受けてみて正解、変体仮名なんて普段書く機会ないからね。緩い感じで進んでいく中、あっという間に過ぎた3日間だった。
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昼間スクーリング 国文学概論 about the professor
国文学概論 Y崎先生 近松門左衛門の作品を扱う講義。とにかく眠いです(笑)ただ、途中に課されるレポート、そしてグループ発表、期末レポートと、後期の開始とともに徐々に課題を増やしていった印象。グループは先生の任意で指定されるのでほんとに運。私はけっこう真面目な良いメンバーに恵まれた気がします。総じて... 続きをみる
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日大通信で初めての経験となる昼間スクーリング(昼スク)。リポート課題を見て、これは自信がないなあと思った国文学概論を昼スクで取ることにした。ここでもラッキーだったのは、レポート試験だったということ。国文学の先生は、わりとレポートを試験の代わりにする人が多いように感じた。金曜日の4限、14時40分か... 続きをみる
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シークレット設定ができないブログのようなので、先生の実名は伏せます。あくまでスクーリング時期と授業内容からだいたいの特定は可能かと思うので、気になる方は日大通信のホームページから過去のシラバスなどを閲覧してみてください。なお、あくまで私個人の評価であり、絶対的なものではないことを予めおことわりして... 続きをみる
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国文の学生として初めて受講するスクーリングとなった本科目。授業開始直前に教室に入ると、比較的席は埋まっていた。 講義のテーマは白樺派の作家。白樺派といえば武者小路実篤、志賀直哉、有島武郎が有名だが、基本的に学習院出身のお坊ちゃんの集まりというイメージだった。 しかし、実は学習院出身ではない作家も属... 続きをみる
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新年となり、気持ちを切り替えて未知の科目の開拓を始めた。冬期スクーリング・国文学史Ⅰをリポート併用で取るべく、作成に取りかかった。 分冊1は風土記について、分冊2は平家物語について。ちょうど年末年始と重なり、名古屋の実家で書き上げた。 辛口コメントで有名な先生の採点だったものの、辛うじて2冊とも合... 続きをみる
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ある意味笑っちゃうような結果。 漢文学Ⅱ リポート合格 試験不合格 国語学概論 リポート不合格 試験合格 リポート、試験の結果が見事に反対になり、要するにどちらも単位未完成(笑)スクーリングに回したかったほうは試験合格で履修方法が確定、試験で終わらせたかったほうは試験ができず。計画変更を余儀なくさ... 続きをみる
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日大通信に復帰後、初めて受ける科目修得試験(カモシュー)。 リポートダブル不合格中の国語学概論、リポートはバッチリ合格の漢文学Ⅱの2科目を受験。しかし、試験の出来はリポートとは真逆になった。 国語学概論は、試験直前に読んだ箇所が出題されるという運も手伝ってそれなりの解答が書けたのに対して、漢文学Ⅱ... 続きをみる
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できる時にできるだけ仕上げておこう。と、もう一つリポートを書いた。 「漢文学Ⅱ」 孔子の思想などについて述べるものであったが、こういう調べもの系は大学時代の卒論研究(英語だけど)でかなり鍛えられていたので、私にとってはそれほどキツいものではなかった。 合格。 講評でも高い評価で、調子が出てきたか... 続きをみる
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10月入学、いわゆる後期生が受験可能な最初の試験が、年末に行われる第4回科目修得試験(カモシュー)である。 まずはこれに向け、何となくレポート(リポート)が仕上げやすそうなものから手をつけた。 「国語学概論」 テキストを要約すればいいのだから、とタカをくくっていたら、なんと不合格(笑)えーっ!と思... 続きをみる
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ブログの説明のとおり、本ブログでは主に2013年10月からの日大通信での出来事、感じたこと、その時々での私自身の考え、授業レビューなどを振り返りながら書いていく意向です。したがって、個人主観や独断と偏見の要素は強いブログとなる可能性は大です。 ただ、現在通信制大学に在学中の方、これから入学される方... 続きをみる